バイキング
2023年11月17日
【朝食のバイキング】
7:00開始の朝食は前夜と同じ食堂で供されるが夕食とは異なりバイキング方式となっっている。
食堂に入ると昨夜にはなかった料理テーブルが配置され種々の料理が並べられている。
入口側からはドレッシングを添えた千切りキャベツの生野菜とポテトサラダにウインナソーセージ、薄切りハム続いて
ヒジキの煮物、小松菜のお浸し、モズク酢に沢庵漬、梅干、焼海苔等朝食に不可欠な品々に続いて
卵焼と納豆に
根菜の煮物と焼鮭も控えており
薬味と醤油タレが用意された湯豆腐の先は
保温ジャーのご飯と味噌汁のコーナーが配置されている。
ご飯コーナーと少し離れた窓側にはコーヒーやお茶に牛乳、オレンジジュースに冷水を取揃えた飲料コーナーも用意されている。
【取分けた料理】
卓上に並ぶ料理の中から取敢えず取り皿にピックアップしたのがこれ。
メインの仕切皿は沢庵と山菜煮物に千切りキャベツとポテトサラダも盛り合せて焼鮭と卵焼、ウインナ、ハムの蛋白質類も取揃えた。今回に限らないがバイキングで取分けるだし巻き系の卵焼は他の品よりも多めで卵焼大好き人間が証明されている。
その他小食では定番の納豆、焼海苔に湯豆腐とモズク酢も確保した。
これらにご飯と味噌汁が加わり朝食が完成する。
食後は飲料コーナーの牛乳とお茶を戴き朝食を終えた。
【チェックアウト迄】
朝食後一旦雲海荘の部屋に戻ったが10:00のチェックアウト迄はかなりの時間があるので昨夜に次いで大露天風呂に向かい一時を過ごした。既に紹介した大露天風呂の写真の大部分はこの時に撮影したものである。
朝8:00~9:00が清掃時間とされる大浴場だが当日は8:30過ぎに清掃中の看板が外されいたのでこちらもチェックアウト前の入浴が可能であった。但し清掃終了時間は作業の状況次第と思われるので9:00迄利用できない可能性もあると思う。
個人的な都合に限ればチェックアウト30分前に10分程度の入浴も可能な身軽な行動が可能である。
【チェックアウト】
大露天風呂から戻っても1時間以上の余裕があったので暫くのんびり過ごし10:00のチェックアウトより10分程前には身支度を調えてフロントに向かった。
今回は常用する大手予約サイト経由ではなく須川高原温泉の公式サイトから手配した父の日プランで6月18日前後2週間にHPからの直接予約限定の企画である。このプランではお父さん(家族グループで年長の男性と理解すれば良いのだろうか)に限り宿泊料金が\2.200値引きされ夕食の項で述べた飲料サービスの特典も加わり大変おである。
これらの恩典に依り宿泊料金の精算は以下の通りとなった。
宿泊単価(2食税込) @15,730×2名=\31,460
お父さん割引(1名) ー\2,200
入湯税 @150×2名=\300
冷酒 関山 \680 お父さんサービスで \0
-------------------------
宿泊料合計 \29,560
格安な温泉宿を標榜する本ブログの趣旨に照らすと割高に見えるが冷酒\680のサービスを勘案すると2名分の実質的な負担額は\28,880で1名の単価は\14,440となる。この額も決して安価さを誇れるものではないが時には県境の高地で豊富な湧出量を誇る出色の掛け流し温泉を体験するのも一興ではないだろうか。
【県境の景色】
チェックアウト後は往路を戻り帰宅するつもりであったがちょっとだけ秋田県に踏み込んで須川湖の湖畔に立ち寄ってみた。
標高1,110m程の岩手、秋田県境から秋田県側に少し下った須川湖畔の駐車場には須川地区の案内図が設置され野鳥の紹介もあるが掲載されている地図は秋田県の領域に限られ県境を跨ぐ須川高原温泉や栗駒山荘は枠外の存在となっている。
しかしこの位置から東の方向には須川高原温泉の赤い屋根を被った建物郡と黒い側壁を纏う栗駒山荘の建物の重層的な景観がある。
赤屋根と黒壁重なりの間に県境線が設けられている。
赤い屋根の右手には栗駒山の遠景がある筈だがこの時は秋田側から吹き上がる湿潤な風で形成される雲に閉ざされていた。
【終章】
岩手県一関市厳美町に属する須川高原温泉は栗駒山北麓で
秋田県との県境となる標高1,120mの高地に位置し冬期は7m余りの雪に閉ざされる秘境の温泉宿であるが
毎分6,000リットルの膨大な湧出量を誇る温泉は秀逸であり一度の経験をお薦めしたい。
高地ではあるが国道沿線の立地で冬期閉鎖の期間以外はマイカーでの訪問も容易である。但しR342の真湯ゲートより先は冬期には通行止めとなる本格的な山岳路で急斜面や急カーブが連続する狭路を進むことになるので難路の運転に自信のない方はJR一ノ関駅から発着する須川高原行きの路線バスの利用も検討に値するかと思う。
完
(00:00)
2023年08月18日
【ひめかゆの朝食会場】
翌朝は玄関脇の食堂が7:00~9:00の時間帯に朝食会場に指定されている。
宿泊棟の客室からは石渕の湯のロビー空間を横目に見て
正面に見える案内矢印に従って宴会場内の通路を抜けフロントロビーの片隅を通り抜ける遠路の館内移動でグルメハウスの食堂に向かう。
これはチェックイン時に荷物を携えて歩いた経路の折り返しで数時間後のチェックアウトでもう一度同じ経路を辿ることになるのだが
食堂入口の上部にはひめかゆおいしい広場の内照式看板に加えてガラス戸にも食堂 Dining Romの案内も掲示されている。
【食堂の内部】
食堂の内部は
浴場の規模から想像した程の広さはなく中央のテーブルにバイキングの料理が並びカウンターで仕切られた奥は厨房の空間に充てられている。
客席側は部屋毎に指定されたテーブルで食事を摂る方式となっている。卓上に予め料理が用意されているハーフバイキングを除きフルバイキングの会場では空席を自由に選択できる方式が主流であるがここでは何故か指定席となっており6組程の宿泊客が確認できた。
【バイキングの料理】
以下にバイキングで供された料理を紹介するが
先ずは生野菜類から。
左端奥のロースハムの手前は千切りキャベツで隣のレタス、ミニトマトの生野菜に
湯通ししたブロッコリーが並ぶ。
次は朝食定番の厚焼玉子、しそ巻、
沢庵の皿の先に小振りに切り分けた鯖と鮭の焼魚と鶏の唐揚げが続き
きんぴら牛蒡と小粒の硬い梅干し、漬物に小鉢に分けられたたらこ、カップ納豆に加えて
山芋のとろろと
きのこ汁も用意されている。
因みにこのきのこ汁は決して朝食に不可欠の味噌汁ではない。その訳は後程。
きのこ汁の脇には大型のジャーで保温されるご飯のコーナーとなっており料理テーブルの裏側へ回り込むとトースターを備えるパンコーナーに
クロワッサンとバターやジャムのスプレッド類が供されている。
パンコーナーの隣は何と!保温皿に入ったカレーと根菜類の和風煮物。最近朝食でもレギュラーとなったカレーはスープ類と同様に蓋付保温容器で供されるのが一般的だがここでは開放的な平皿である。お玉は用意されているが掬い辛くはないのだろうかと思いちょっと心配。
隣に並ぶ本皿はベーコンとウィンナソーセージで
その先は和食に不可欠の肉じゃがが供され
その隣は温泉卵とヨーグルトが並ぶ。取り分け用の小鉢を備えたヨーグルトには産地名と思われる岩手県北部の山間地である岩泉の表記があり県内産を主張している様に見える。
料理テーブルを一周して戻った生野菜のサラダコーナーの裏側はパイナップルと柑橘類のフルーツが供されている。
料理を供するテーブルとは離れた厨房との隔壁面には
冷水やお茶を供する給湯器を備える飲料コーナーがあり
コーヒーマシンの他に
牛乳と2種のジュースも用意されている。
【取り分けた料理】
色々ある中で取分けた料理とご飯。
先にも述べたが白米に必須と思われたきのこ汁を持参して席に着いた直後に厨房から有無を言わさず供された味噌汁は想定外でダブル汁物の仕様となってしまった。ま、味噌汁と醤油汁の違いはあるんだけど…。
仕切りがついた皿に取り分けたのはしそ巻きと一切れの沢庵に白米ご飯に濃い目の味付けでアクセントを加えるきんぴら牛蒡は欠かせない。他に厚焼玉子、鯖と鮭の焼魚2種、ウインナに煮物は人参、筍、がんも、玉蒟蒻、椎茸を一つづつ。
納豆とたらこの小鉢も加えて生野菜のサラダはキャベツとレタスに彩りのミニトマト添えに胡麻ドレッシングの風味で戴く。
強制配布の味噌汁と被ってしまった汁物のきのこ汁は舞茸や平茸に長葱を加えた具材を醤油味の薄味に仕立てたもので濃い目の所謂田舎風とされるきのこ汁とは一線を画している。
これらの料理をお伴に白米ご飯を戴いた。
食後にはデザートのフルーツを取り分けグラス一杯の牛乳も飲み朝食を終えた。
【チェックアウト迄】
朝食を済ませた8:00過ぎは一息休憩した後にチェックアウトに向けて荷物の取り纏めや身繕いに充てる時間帯であるが温泉浴場が開いていれば個人的には人気が途絶えて貸切状態で施設を独占できる絶好の入浴機会である。
今回も部屋に戻って寛いだ後に石渕の湯に向い無人状態の番所の湯の露天風呂で暫し締め括りの入浴を楽しんだが屋内の浴場に戻ると泉宿の朝にしては違和感を禁じ得ない両手で数える程の日帰り客の喧騒が飛交う光景が展開されており早々に脱衣棚に預けていた浴衣を纏って退散した。
10:00前から訪れる日帰り入浴客は地元民と思われる年配層が主体で地元に根付いた温泉施設と思われる。
【チェックアウト】
チェックアウトで清算した宿泊費用は2食付のスタンダードプランの基本料金¥11,400に入湯税¥150を加えた¥11,550であるが全国旅行支援で¥2,280の割引が適用された結果¥9,270であった。
これとは別に先にも述べた額面¥2,000のいわて応援の電子クーポンを活用し夕食時の冷酒代¥1,200に加えて残額は売店で土産物を購入して帰途に就いた。
【終章】
焼石クアパークひめかゆは多くの地元民が訪れる温泉施設であるが設立当初は胆沢町営のリゾート指向でプール施設を併設する日帰り入浴施設であったと推察できる。平成の市町合併の過程で町営施設は民営化される過程で宴会場や宿泊棟の拡張が為されたのではないだろうか。現在維持されている温泉浴場は日帰り客で賑わっているがプール施設は永らく休止されている様子である。嘗ては家族連れのリゾート需要を指向した施設と思われるが少子化が進む社会情勢から何れは廃止の予兆を感じる。
2本の源泉井戸を有する施設は今後も温泉宿としての営業を続けて欲しいと思う。
焼石クアパークひめかゆの部 完
焼石クアパークひめかゆの部 完
Part.10は胆沢ダムと奥州湖に関する追加記事
(00:00)
2023年04月07日
【朝食バイキングの食事コーナー】
会場中央の料理テーブルから先に紹介した飲料類を提供する壁側のテーブルに戻るとご飯や汁物に食事系の料理コーナーが展開している。
白米のご飯は大容量の保温ジャーで供されているが隣の炊飯器はご飯切れを防止する予備機能を担っているのだろうか。
味噌汁には若布と刻み葱の追加具材が控えている。
これに加えて芋の子汁の用意もあり説明書きにある通り近隣の前沢牛(奥州市前沢地区産)を入れる独自なものとか。
【余談: 芋煮の文化】
東北地方独特の文化である芋煮は基本的に山野や田畑の秋の収穫に感謝する風習であり芋煮会と称して主に屋外で大鍋に野菜類に茸や肉も加えて焚き大勢で戴く収穫祭の位置付けである。
芋煮の名前にある通り鍋の主役はしっとりした柔らかさが特徴の里芋である。芋煮は芋煮鍋や芋煮汁の筈だが一般的に芋煮会そのものや鍋料理の双方を芋煮と呼ぶことが多く瑞泉郷に限らず料理名には芋の子汁を称する地域もある。
鍋に使用する食材は各県各地域毎に独自で多彩に構成されている。典型的には山形県は牛肉を加えた醤油味に対し宮城県は豚肉の味噌味とされているが地域毎に牛肉+味噌味や豚肉+醤油味等の組合せもあるのが芋煮の特徴にもなっている。
瑞泉郷の芋の子汁は前沢牛肉と醤油味の山形風である。
【食事コーナーの続き】
閑話休題、朝食バイキングの食事コーナーに戻ると
芋煮汁の隣には保温ジャーでお粥も供されているがここにも白米と同じく控えの炊飯器が配置されている。
次は朝食に欠かせない品で小さなカップ入の納豆、小鉢に収まる温泉卵は殻を捨てるボウルと味付のたれの用意もある。焼海苔は見慣れた八切りサイズのパック。宿名を印刷した特注のパックで提供する施設も少なくないがここ瑞泉郷では市販品が採用されている。
大鉢で供されるとろろ汁は小鉢に取り分ける。
隣に並ぶ朱色の蓋付椀の中身は
瑞泉郷の名物料理を謳う生姜餅である。
【余談: 一関市の餅文化】
一関市は古くから餅文化が発達した地域で汁餅(雑煮)、餡餅に限らず胡麻、胡桃、納豆、大根下し、ずんだ等々多彩な味付の餅料理が知られている。生姜餅もこの様な餅文化の一翼を担っているのであろう。
因みに先に紹介したR342に沿う道の駅厳美渓のレストランでは多種類の餅を一度に味わえる餅膳料理が一押しメニューとなっている。
【取り分けた料理】
多様な料理に目移りしながら欲望に任せて取り分け
朝食膳とした。
先ずは朝食定番の納豆と海苔に普段から欠かさず採っている生野菜はフレンチドレッシング添えで。
トレーに載せた野菜ボウルの右側区画は茄子と肉団子のオイスターソース炒めとメンチカツにポテトサラダ。
手前の段は中華の八宝菜、一口大の焼売とカラスガレイの西京焼き、きんぴらに一切れづつのウインナとハムは味見程度に。
温泉卵と果物小鉢の居場所は納豆や海苔と同じくトレーの外。
これらの料理にご飯と味噌汁で朝食を戴く。
食後のデザートはパイナップルとヨーグルトのブルーベリーソース掛けに仕立てたが
実はデザートの前に前沢牛の芋の子汁にも目移りして箸を進めて満腹状態となったので気にはなっていた名物の生姜餅を味わう余裕がない儘で朝食を終えた。
朝食会場から廊下に出ると窓際に部屋に持ち帰りできると案内された
コーヒーの提供コーナーが設けられていたが随分前からコーヒーを受け付けない体質となっているのでここはパスして部屋に戻った。
【チェックアウト迄】
部屋で暫しの休憩の後はチェックアウト直前迄可能な範囲で名残の温泉浴を楽しむのはいつも通りの過ごし方である。
瑞泉郷は先に紹介した通り9:30迄入浴可能なのでご婦人用浴場の内湯や
露天岩風呂は堪能できたが
前夜に経験した桶風呂や
檜風呂がある殿方用浴場に立ち入れないのはちょっと残念に思う。
何時ものことだがチェックアウト時間が迫った9:00過ぎの浴場に人影は皆無で完全な貸切状態での入浴であった。
【チェックアウト】
最終的な入浴を済ませたた後はチェックアウトに備えて素早く身支度を整え忘れ物の有無を確認し手荷物を携えてフロントに向かい清算した宿泊費用は以下の通り。
① 2食付宿泊費 @11,000×2名=¥22,000(税込)
② 入湯税 @150×2名=¥300
③ 夕食時の冷酒(瑞泉郷300ml) ¥1,100(税込)
①~③合計 ¥23,400
これに
④ 予約サイトポイント ¥2,000
⑤ 岩手応援割(1名分) ¥5,000
④⑤の割引を利用して2名宿泊の最終的な支払額は ¥16,400 となった。
更に先に紹介した¥2000分のいわて応援クーポンを既に受領しているので実質的な負担額は¥14,400である。
岩手県内でのみ有効ないわて応援クーポンは帰途の沿道で土産物の購入や昼食に活用し今回の旅を終えた。
【終章】
以前からR342を通行する度に目撃していた沿線の温泉施設は嘗て矢櫃温泉瑞泉閣を名乗っていたが現在は山王山温泉瑞泉郷と改称されている。
磐井川の河岸段丘上で回遊式庭園を伴う広い敷地を擁する施設は数十年程の時を経ている筈だが手入れが行き届いており特に温泉棟の浴場施設は最近に大規模改修が為された様子が窺える。露天風呂に設えられた様々な浴槽は一度の経験をお勧めしたい。
完
(00:00)
2023年03月31日
【朝食】
翌朝の食事も昨夜と同じ白山亭2Fの宴会場で供される。
朝の宴会場は庭園(川)側に開口するガラス窓から陽光が射し
畳敷きの会場内も明るい雰囲気が満ちている。
朝食の料理は完全セルフサービスのバイキング方式である。
昨夜は奥迄進むことができた廊下は手前で仕切られて料理を取り分けるトレーや箸を供給するテーブルが設置されている。仕切格子の奥に見え隠れしている窓に正対するカウンター席も利用可能である。
視線を左の窓外に向けるとガラス戸越しに池を周遊する庭園の設えが一望できる。
【バイキングの料理】
会場内の配置は昨夜と同じだがバイキングで提供する料理はより広いテーブルに多数の品が並べられているので順次紹介する。
先ず宴会場奥壁側のテーブルに配置されている飲料コーナーはコーヒーとほうじ茶の暖かい飲み物に
冷たい飲み物の牛乳、オレンジジュース、野菜ジュースに冷水が供されている。
隣のパンコーナーはクロワッサンにスプレッドが2種。赤い包装は恐らく苺ジャムで白い容器はマーガリンかバターと思われるが興味が薄く未確認の儘次へ。
隣はヨーグルトにはブルーベリーとキウイのソースが用意され果物はパイナップル。
宴会場中央のテーブルには廊下側が生野菜のコーナーで
千切りキャベツを加えたレタスには人参ドレッシングの用意があり
別ボウルで紫キャベツの千切りも供されている。
レタスの隣はミニトマトと三色ビーンズ、ロマネスコとカリフラワーの混ぜ物に定番のポテトサラダが並ぶ。ロマネスコは最近スーパーの店頭で見掛けるがブロッコリーよりも先端が尖った厳つい形状が特徴である。
画面の奥に見える竹籠は湯葉とこんにゃくで酢味噌が添えられ左隣りの菜の花お浸しと共に和の食材である。
ポテサラと隣合う銀皿には小振りのメンチカツが盛られ次の保温トレーには黄金もち豚の生姜焼が供されている。
次の保温トレーの右側は一関ミートのハム(手前)とはウインナソーセージ(奥)。
左はカラスガレイの西京焼きが並ぶ。
画面の右手前は茄子と肉団子のオイスターソース炒めでその奥は和料理の筑前煮。
左はピリ辛と記載がある八宝菜。
隣で蒸し鍋に保温された蒸籠の中は焼売で辛子のチューブの用意もある。
更に左に進むとIHコンロで保温されるスクランブルエッグと鉄板に載る海鮮塩焼きそばが待ち受けている。海鮮材料の塩味とあっさり目の仕上げではあろうが個人的に朝食の焼きそばは遠慮したい。但し若年層には朝でも焼きそばやカレーの類は人気がありそうとは思う。
会場中央のテーブル末端部には釜揚げしらすや
蕗のとうの漬物とたくあんの漬物類にきんぴら牛蒡と和の食材コーナーとなっている。蕗のとうの漬物は始めて見て興味を持ったがいざ取り分けとなった時には失念しており味見は叶わなかった。
Part.14はバイキングの食事
(00:00)
2022年01月14日
【バイキングで取分けた朝食】
料理配置の下見がてらの撮影を終えた後に今度はカメラをトレーと取り皿に持ち替えて再度料理の陳列台に向かい
取分けた料理がこれ。
中央の6分割皿は左奥からきんぴらごぼう、スクランブルエッグ、肉じゃが、厚焼き玉子と鮭の塩焼き、サバの柔らか甘辛煮と牛蒡と椎茸の煮しめ、しそ巻きとウインナソーセージである。
6分割皿の左側はコーンポタージュと海苔で
右は温泉卵と
コーンを加えた生野菜にポテサラとミニトマトを添えてコンビネーションサラダに仕立てた。生野菜は普段から多めに摂っているのでこの位は当たり前で多めのポテサラのカロリーを少し気にする程度かな?と思う。
手前はつや姫のご飯と味噌汁で手軽に取分けた具材の穴開き麩が思い切り膨張してお椀の表面を占拠してしまっているのは予想外であった。
今回に限らず朝食バイキングの取り分け料理を見る度に卵料理の嗜好を感じる。厚焼きとスクランブルに加えて温玉もあればほぼ漏れなく取分けてきた記録が残されている。
その他も朝食にあれば嬉しい定番料理だがサバの柔らか甘辛煮はこの宿独特で焼鮭よりも身が柔らかく粕漬風の塩味と控えめな甘味の調和が絶妙ででご飯がすすむ一品。この味を予め知っていたら焼鮭を外してサバを二切れ選んでいたと思う。
これらの料理を食してからデザートの柿と洋梨コンポートを戴き朝食を終えた。
下見の段階では白石産のうーめんを味見しようと決めていたのだが取り分け時には失念しており既に満腹となった状態では断念せざるを得なかった。
【朝食後】
朝食を終えて一旦4Fの部屋に引き上げたが10:00のチェックアウト迄には2時間以上の余裕があったので三度広瀬川の渓谷に沿う岩風呂の浴場に降りると
全く人気のない貸切状態で掛流しのナトリウム•カルシウムー硫酸塩·塩化物泉を堪能することができ永年想いを馳せた岩松の岩風呂温泉に名残を惜しんだ。
この直後に展開した小学低学年と思える男の子が浴槽に元気よく飛び込む腕白な行動に続いて父親に伴われた年少児の家族連れが入浴する和やかな光景が帰宅した後も記憶に残っている。
【チェックアウト】
階段の途中の休憩所で冷水を補給し八十八段を昇りきりエレベーターの助けも借りて1Fのフロントロビーを経由して部屋に戻り暫くのんびりした後に身支度を整えてフロントに趣きチェックアウトした。
既に述べた通り今回は贅沢にもダイニング会席プランを選択したので1泊2食の税込基本料金¥18,700×2名=\37,400に入湯税¥300(2名分)と夕食時の冷酒\990(税込)を加えて\38,690となった。
但し「宮城宿泊割キャンペーン前売券」の宿泊券¥20,000分を利用したので現金清算は\18,690となり宿泊券の購入費\10,000を加えた\28,690が実質負担額で1名当たりの単価は1万5千円以内に収まった。高級旅館にしては比較的安価に収めることができたのではないだろうか。
【終章】
岩松旅館は仙台市から隣県の山形方面へ向かう国道沿いにありその施設は国道を通る度に何百回も眺めてきたが個人的には40年前から永らく抱いていた「一度は岩松旅館へ」の想いがやっと実現した初めての宿泊であった。
旅館の温泉施設は国道側からは窺い知れぬ広瀬川源流渓谷側の奥行に置かれ谷底に潜む天然岩風呂は予想に違わず心地良い源泉掛流しの温泉であった。
唯一残念と感じたのは国道側に建つ客室から旅情を誘う渓谷の眺めは望めずバイキング会場に充てられているコンベンションホールの高屋根越しの山の緑に限られることである。
完
(00:00)
2022年01月07日
【朝食】
岩松旅館の朝食は既に何度か述べた通り宿泊プランの如何に依らず全てPart.8で紹介した1Fフロントロビー奥で岩風呂へ向かう通路脇に構えるコンベンションホール折鶴が会場のバイキング方式である。
宿泊案内には7:00~9:00の朝食時間と最終入場は8:30と明記されており手書きで背k番号も指定されている。
【朝食会場】
7:00過ぎに1Fに降り岩風呂へ向かう通路に進むと
昨夜も観た紫の暖簾を懸ける入口には自動体温計測機とアルコール滅菌剤の備えがある。
入場すると会場内の配置図に迎えられる。赤色で示された総数46のテーブルが客席で予め宿泊帳に指定された番号の席を利用する。図中の青色は料理の陳列台である。
配置図の奥側から入口方向の光景である。コンベンションホールの高い天井は2層分の吹抜け構造で会場名の折鶴に因んだと思われる鶴の壁画や
仙台七夕飾りの大きな吹き流しに加えて
鶴のイメージの天井装飾が会場の華やかさを演出している。
席を確認した後に先ず向かうのはトレーや取り皿にお手拭き、箸等を提供するコーナーである。
トレーの脇にあるサイズが異なる使い捨て手袋は料理を取り分ける際の感染防止対策である。
同じコーナーの裏側は割箸や爪楊枝の他に料理を取り分けるバイキングには欠かせない6分割の方形皿が積み重ねられているがここに配置された醤油便ボトルは余りお目に掛らない存在である。
【余談: バイキング料理の撮影】
これ迄何度もバイキング方式の食事会場を撮影してきたが結構忍耐を要する作業である。初期には食事を終えた後に料理の提供コーナーを撮影していたがこの方式では人気の料理が残り少なかったり品切れとなってしまい画面で紹介できない事態が生じたことがあった。
従って最近は実際に料理を取り分ける前に料理配置の確認がてら撮影を行っているがトレイや取り皿を持たずにカメラを構える人物が料理を取り分ける列に割り込む行為は憚られるので人列が途切れる迄待つ我慢が強いられる結果全ての料理棚の撮影には相当な時間が掛りその間は美味しそうな料理を目にしながら手出しはできず空腹の欲望に耐えなければならない。加えて撮影を終えて料理を取り分ける段になって売り切れとなる悲劇の可能性も否定できず何で写真なんか撮ってるんだろうと疑問が湧くこともある。自縄自縛の陥穽に嵌った状態である。
【バイキングの料理】
さて気を取り直してトレーコーナーの近くに置かれた飲料コーナーから順次料理の配置を偵察する。
アルコールの鮮やかな文字が目立ち奥にはアルコール飲料のサーバーも見えているがこれはブッフェプランの夕食に対応するものらしく朝食時は牛乳とフレッシュジュースが提供されている。
隣は文字通りのソフトドリンクコーナーで2基のコーヒーベンダーの先には
冷水とお湯に加えて煎茶、紅茶、ほうじ茶が選択できる手の込んだ給湯器とジュース類を提供するベンダーが並んでいる。
ドリンクコーナーの手前はヨーグルトや
マンゴーシャーベット、林檎ゼリー、
柑橘フルーツ、洋梨コンポートに仙台名物のずんだ餅が紛れ込んでいる。
ずんだ餅は基本的に穀類の主食である筈だが今やお洒落なスイーツの扱いになっている。流石に納豆餅が参加することはないだろうが今後甘味系の胡桃餅や胡麻味噌餅がこのデザートコーナーに加わることはあるのかも知れない。
デザート類の隣には屋台を模した長方形の陳列台の一角に
ビタミン満載の文字を掲げる暖簾の下がサラダコーナーで生野菜類と玉葱サラダ、ポテトサラダにミニトマト等が並んでいる。
サラダコーナーの角を反時計回りに曲がると仙台屋台の暖簾を掲げる煮物や焼物のコーナーで牛蒡と椎茸の煮しめ、根菜といんげんの煮物、サバの柔らか甘辛煮、一口昆布巻きの煮物類に鮭の塩焼きが加わる。
煮物類の隣は東北の味の暖簾を提げる朝の和食に似合う品々が並んでいる。
画面の左奥は宮城県では有名な栗原市産の川口納豆で他にはとろろ、豆腐の佃煮、しば漬け、小なす漬、大根甘酢漬け、わさび昆布、しらす干し、めかぶ、すじこに焼き海苔と多彩である。
右隣りは汁物のコーナーで白石産のうーめんは予め茹でた麺がお椀に小分けされておりIHコンロで保温されているつゆを掛けて取り分ける。
隣の味噌汁は大鍋からお椀に取り分けて好みの薬味を加える。
角を曲がった先はごはん処で宮城県産つや姫のご飯とお粥が供されご飯のお伴のふりかけ類と梅干しも用意されている。
ご飯処の先は屋台の最終コーナーで先ず温泉卵に迎えられる。この卵も産地に拘った蔵王地養卵で取り分け小鉢に温玉専用のたれも用意されている。但し岩松旅館の源泉は既に紹介した通り高温泉とは云っても60℃以下の泉温であり温泉卵の製造は不可能であるので人為的に調理した温玉であろう。
温玉の先は朝食定番の惣菜類が並んでいる。
ひじき煮、厚焼き玉子、切干大根、金平ごぼう、しそ巻きに加えて名取市閖上(ゆりあげ)産の笹蒲鉾には佐々直(ささなお)の製造業者が明記されているのは特別待遇に見える。
屋台コーナーを一周し終えて壁際に並ぶドリンクコーナーの続きに戻ると取分け用のスープカップを備えたコーンポタージュが待ち受けている。
右隣りはパンコーナーで朝焼のバターパンとクロワッサンが供されている。左に控える厳ついトースターは如何にもな業務仕様でクロワッサンを入れると焦げるから入れないでね!と掲示がある。
パンコーナーの隣は保温容器に入った料理はスクランブルエッグにウインナーソーセージとベーコンがあり
その先には牛たん野菜煮込み、肉じゃが待ちうけている。
Part.11は取分けた朝食
(00:00)
2021年07月02日
【バイキング料理の続き】
Part.9では主に佐勘の朝食バイキングを特徴付ける独特な品揃えを紹介してきたが今回は和食向けの料理等から始める。
先ずは朝食定番の納豆と海苔から。小カップで包装された納豆は良く見掛けるがここでは小粒とひきわりの2種が用意され好みで選択できる配慮が珍しい。
海苔の包装には佐勘謹製の文字を入れた独自仕様である。
氷を敷いた台上にはきんぴらごぼうとピリ辛昆布に
小茄子の浅漬けを盛った皿が並ぶ。
同じ台の反対側は小松菜のおひたしに
たらこと梅干しの純和風食品が供されている。梅干しは高級品とされる紀州南高梅である。この画面では偶々であったがたらこが売り切れ寸前の状態となっていた。
料理提供会場の一隅にはラーメンのコーナーがあり最近は普通となった朝ラーも体験できる。
画面では不鮮明だが佐勘特製仙台牛の牛骨ラーメンの説明がありごま油や辣油等の辛味の選択も可能となっている。その代わり所望の品を受け取るには5分程の時間を要するとも説明されている。
受け取ったラーメンには燻製玉子、牛バラチャーシュー、なると、パクチー、葱等8種の具材から好みで選択しトッピングする方式となっている。
ラーメンに次いでカレーの取り揃えもあり温泉卵カレーとキーマカレーが用意されている。温泉卵カレーは説明パネルの裏に隠れているがカレーに添える野菜類や定番のらっきょう酢漬けと福神漬け等は取り易い位置に並べられている。
隣はご飯とカレーの保温ジャーに取り分け皿が配置されている。
カレーの脇に置かれた玉子かけご飯のパネルの出現は唐突感が拭えないがその説明に依ると米を餌に育った鶏卵で黄身は薄色でコレステロールが低めだが濃厚な味が特徴だとか。保冷庫に収まる卵殻は普通の赤玉に見える。何故カレーの隣に生卵があるのか疑問であったが
その次は温泉卵に加えて
厚焼き玉子と表示されただし巻き卵の実演(ライブキッチン)に繋がる鶏卵のコーナーとなっている。
隣は焼魚の実演コーナーが続いている。
焼魚は多数を一括してオーブンで焼き上げ皿盛りで供するのが一般的だがこの会場では塩鯖と銀鮭に仙台名産の笹蒲鉾の3種を焼台で手焼きする手間をかけて焼きたてを提供している。
次はひとくちサイズの牛肉コロッケに
鶏唐揚と揚物の実演コーナーが並び揚げたてを熱々で提供している。
続く茹で野菜のコーナーではでカリフラワー、ブロッコリー、グリーンアスパラ、モロッコいんげんの食材をその場で茹でる趣向で3種のドレッシング(たらこマヨネーズ、トリュフドレッシング等)も用意されている。
更に仙台麩と小松菜白菜煮や
えびとブロッコリーのマヨネーズ炒めにさんまの生姜煮の保温惣菜が並んだ先に
鶏のスープの保温ジャーが配置されオムレツの実演コーナーに続いている。
鶏スープは専用のマグカップが配置されクルトンと葱の具材も添えられている。
オムレツは9種の具材(たらこ、しらす、桜エビ、ハム、チーズ、トリュフ、トマト、ツナ)から好みのものを選んで焼いてもらう手の込んだ方式となっている。
【バイキングの特徴】
ここまで見てきた通り佐勘の朝食バイキングは多種多彩で焼きたてパンや厚焼きとオムレツの卵料理に茹で野菜から焼魚に至るまで多くの実演コーナーを設けてそれぞれに独自の選択肢を盛り込んだ多様な料理を提供しているので提供される料理の全容把握は容易でない。
本稿の執筆時点で当日に一通り撮影した写真を見て記憶にない料理や選択肢を新たに認識している次第である。
多数の実演料理の担い手は写真にある通り多くの場面で割烹着を身に着けた中居さんがご飯や汁物の盛り付けに限らず通常は料理人が行うであろうサンドイッチの調製や焼魚とオムレツの焼き場等も担当しており従業員の技量の高さを感じた。
【バイキングの朝食】
広いバイキング会場を彷徨って多彩な料理から取り敢えずトレーに載せた料理がこれ。
左奥は小粒納豆カップの下に海苔が隠れている。
手前の大皿は生野菜とミニトマトにウインナソーセージ、一口サイズのコロッケ、たらこ、厚焼き玉子にきんぴらごぼうと海老のマヨネーズ炒め等々。
右隣の角皿は実演コーナーの焼鮭でその左奥はなめことスライス山芋におろし大根を取り合わせた小鉢と温泉卵である。温泉卵は先に紹介した提供台に玉子割石の用意がありその場で卵殻を外すことが出来るのたがそれに気付かず殻毎席に持ち込んでしまった。まぁ、着席してから殻を割っても不都合は感じなかったが。
こちらはご飯と味噌汁。白米ご飯は県内産のひとめぼれで味噌汁はズワイ蟹が入った鉄砲汁を選んだ。
画面には牛乳が写っているが他にもお茶などの飲料は適宜補充しご飯も軽くお代わりした。これで終わらせても十分満足であったが
欲を搔いてラーメンにも手を出してしまった。但し少なからぬ罪悪感が作用し半量に留めたのだが既に人気のあるチャーシューや燻製玉子は売り切れでナルトとメンマに葱を載せるに留まった。
ピンボケの画像はご愛敬ということで……。(誤って無限遠焦点が基本となる風景撮影モードの設定の儘撮影してしまった。普段から卓上の料理撮影は接写モードの設定を心掛けているのだが腹が満たされて思わず気が緩んだと反省……。)
半人前のラーメンも残さず平らげて朝食を終えた。
【チェックアウト】
朝食後は一旦花月館の部屋に戻ったがチェックアウト迄時間に余裕があるので飛天館のB3Fに降りて男性の時間帯となっている源泉掛流しの露天風呂「河原の湯」で名取川の風景を眺める一時を過ごし佐勘の温泉に名残を惜しんだ。
10:00前には身支度を整えてフロントに向かいチェックアウトの清算を済ませた。
基本宿泊料(税込)@17,600×2名=\35,200に
GoToトラベルクーポン35%の割引額\12,320が適用され
差額\22,880+入湯税2名分\300=\23,180を支払ったが既に額面\5,000分の地域共通クーポンを受け取っているので実質的な負担額は\18,180であった。
宿泊料とは別扱いとなる夕食時の冷酒\1,650(税込)は\1,000の地域共通クーポンを使い端数の額は現金を加えて決済した。
チェックアウト後は玄関前から頻繁に発着している送迎車で前日に車を入れた駐車場に戻り帰宅の途に就いた。
【終章】
仙台の奥座敷の一翼を担う秋保温泉の中でも歴史と格式を誇る「伝承千年の宿佐勘」は評判に違わぬ上質なサービスを提供する温泉宿であった。
普段から格安の温泉宿を希求する身に佐勘は高嶺の花の存在であったがGoToトラベルの特典に依って高級旅館でも実質的な宿泊単価が一万円以内と手が届くこととなり訪問が実現した。
然し新型コロナウィルスが拡散する状況下でのGoToトラベルの継続は観光産業支援策とは言え決して好ましい政策とは思えない。2020年12月に入って顕著となった感染拡大の時期に至っては即刻停止すべきであったと思うが12月28日にやっと停止した措置は余りにも遅きに失した政治判断ではないだろうか。感染が収束した後のGoToトラベルであれば誰もが安心して参加できる観光振興策であると思う。
佐勘の館内には温泉宿の歴史を物語る数々の品を公開する展示館も設置されているが本稿ではPart.1で僅かに触れた「中庭の一角に見える石造りの酒くら」と共に宿の歴史に関連する事項は手に余る内容故に紹介は控えた。興味ある方は現地で確認戴きたい。展示館はロビー空間の延長にあるので宿泊の如何を問わず館内利用規則の範囲内で閲覧が可能である。
完
(00:00)
2021年06月25日
【佐勘の朝食】
朝食は前夜の会場とは異なる飛天館2Fのダイニングレストラン「宮城野」で7:00~9:00の時間帯にバイキング方式で供される。佐勘の朝食バイキングは人気とのことで開始時間より少し前に会場に向かうと既に入口前の受付に宿泊客の行列ができていた。
行列の後尾に着いて暫く待たされた受付で人数確認の後に料理の取り分け時に着用する使い捨ての手袋が渡され従業員の案内で指定された席に着く。一般的にバイキング会場では空席を自由に利用できることが多いが感染症の対策で適度な間隔を見計らいながら密接を避けて誘導している様に見受けられる。
青色の手袋は大き目サイズの男性用で無色透明の小型は女性用に識別されている。青手袋の下敷きとなっているのは館内の必需品であるマスクの収納ケースでこれも入口の受付で手渡される。バイキング料理の取り分けはマスクと利き手に手袋着用でと案内されているのは言うまでも無く感染症拡大防止の対策である。
【バイキング料理】
バイキングの料理を並べた提供会場はマスクを外して食事を摂る客席と薄地のカーテンで仕切られている。これも感染拡大防止策の一環で空間を区分する工夫かと思う。
料理を提供する会場には多様な料理や飲料、デザート等が並び何から紹介するか迷う程であるが先ずは飲料類から。
飲料コーナーには多数のグラスを従えてビールサーバーが鎮座している。朝からビールは贅沢で嬉しいサービスだが車で帰宅する身分なのでアルコール類は控えなければならないのがちょっと残念…
ビールの隣は牛乳とオレンジジュースが並んでいるが牛乳は小岩井農場の牛乳、ジュースは100%オレンジの表示がある。
次は氷のクーラーボックスにPETボトル入りの名水を並べたコーナーで白神山地の水、月山自然水、鳥海山氷河水、蔵王湧水、龍泉洞の水と東北地方の名水5種が取り揃えられている。各々は2リットル容器でボトルを持ち出さずグラスに小分けする様にと案内されている。
左端のバナナと牛乳の生ジュースはミルクセーキのバナナ版或いはバナナシェイクと言うべきものであろう。
バナナシェイクの隣にもミキサーの台座が並んでいるが説明書きが伏せられており何が用意されるのかは不明である。
飲料コーナーの終端には大型のアイスペール入りの氷とポットのお茶が控えている。
次はデザート類のコーナーで大きな電照模型を従えたソフトクリームマシンが一際目を引く存在となっている。機械の前面には皿に受ける作り方のが説明が表示されている。
隣の料理台にはフルーツポンチに
ブルーベリーやキウイのソースを添えたヨーグルトの大皿が氷を敷いた盆で供されている。
次は生のフルーツで長皿に盛られたグレープフルーツとパイナップルが控えている。
同じ料理台の裏側にはサラダ類が並ぶ。
先ずはじゃがいもと豚肉のカレー風味にチョレギサラダがあり
角を曲がると生ハムと葉物野菜のサラダにバジルソースが添い
隣はペンネのゴルゴンゾーラに刻みパセリが添付されている。
次のパプリカと豚肉のあっさりサラダには醤油ベースに見える専用のドレッシングが添えられている。
サラダ類の右隣には年代物の装飾を施した金属製のトランクに収めた赤白2種のワインが唐突に現れる。赤ワインは室温環境だが白ワインはワインクーラー入りで各々の適温が保たれており持ち出し禁止の表示は客席に持ち出して勝手に独占しない様にとの注意である。
ワインの誘惑に後ろ髪を引かれ乍らも飲酒運転の回避は必須であり自重せざるを得なかった。
ワインの隣の角にはサラダ用のトッピングとドレッシングのコーナーでトッピングは胡麻、クラッシュアーモンド、クラッシュクルミの3種にドレッシングはフレンチと青じその2種が用意されている。又画面の奥にはGABANの塩コショウ缶の姿も見える。
ドレッシング類が配置された角を曲がると3段の棚にサラダの素材を載せた多数のガラス角皿が整然と並びライトアップで美しく演出されている。
各皿の表示を見るとレッドオーク、ホワイトセロリ、チコリ、トレピス、焼キャベツ、ミックス野菜、スイートコーンに
ルッコラ、レッドクリスピー、黄トマト、豆苗、ミックスビーンズ等々初めてお目に掛るものを含めて総数21種にも及ぶ多彩さを誇る食材が並んでいる。
次はサラダとデザート類の台から離れてご飯類のコーナーへ向かう。
汁物は普通の味噌汁とズワイ蟹の味噌汁が大鍋で用意されており風味を加える薬味の食材も好みで選択できる。
隣に並ぶご飯類も普通の白米ご飯の他に蒸籠蒸しの赤飯とお粥の選択肢がありお粥のお伴にしらすと鮭に塩昆布の味付けが用意されている。朝食でお粥の用意はあちこちの宿で頻繁に見掛けるが蒸籠で蒸した赤飯の提供は極めて珍しい。
次に向かったパンコーナーでは会場内に設置されたオーブンで焼きたてのパンとサンドイッチが提供されている。サンドイッチは具材を指定してスタッフに依頼する方式である。
焼きたてパンの提供台にはクロワッサンと
バターロールに米粉パンが並ぶが人気第一との噂があるクロワッサンは品切れ状態でお一人様一個づつでの表示からも人気の程を窺うことができる。実際クロワッサンの焼き上がりを待つ行列ができていた。一度に何個焼くのかは定かでないがオーブンの大きさから自ずと制限があり焼き上がっても行列を成す人々で即座に完売となってしまうのであろう。
隣にはパンのお伴となるジャムとリエットが用意されている。ジャムはラズベリー、アプリコット、ストロベリー、ブルーベリーの4種。リエットなんて70年を超える人生で初めて知る存在だが要は肉類を加熱しペースト状にした加工品だそうでバターやジャムと同様パンに塗って食するものだとか。このコーナーには鶏レバーと豚肉の2種のリエットが供されている。
ジャム類の隣に控える温ソーセージと風味を加える粒マスタードはバターロールや米粉パンをホットドッグ風に仕立てる材料だろうか。
パン類に続く台上はシリアルのコーナーでグラノーラ(はちみつ、レーズン、アーモンド)、フルーツグラノーラ(いちご、りんご、はちみつ、レーズン、アーモンド等)、有機シリアル(コーンフレーク)の3種のディスペンサーが並んでいる。
Part.10はバイキングで供される料理の続き
(00:00)
2021年01月29日
【朝食】
朝食の会場も昨夜と同じレストランだがバイキング方式で席の指定はなく空席を自由に利用できるが多くの客は互いに空きテーブルを挟み一定の距離感を意識して席を確保している様に見えた。
更に入口で受け取るトレイには感染症対策で片手の手袋が添付されていて盛皿から料理を取り分けるトングを持つ利き手に装着する様にと案内がある。
それもこれも昨年(2019年)末迄は想像さえできなかった光景だが新型コロナ渦で感染を防止するホテル側や宿泊客の努力である。
バイキングの料理は厨房側の壁面沿いに並ぶテーブルで供されている。
入口に近い側の丸テーブルは海苔や納豆の定番品にオクラの和え物、みそ味の茄子炒め、春雨サラダに加えて
その後ろにはたらこ、佃煮、胡瓜もみ、梅干しなどが配置されている。写真の撮影は食後に行ったのでたらこの残りが僅か一切れとなっていたが取り分け時には豊富に用意されていた。
隣のテーブルは柑橘果物と甘味類に
フルーツポンチのデザートコーナーの奥に食パンとロールパンにジャムとバターを揃えるパンコーナーとなっている。
更に奥は小分けした生野菜の小鉢が並び
3種のドレッシングをお好みで選ぶ。
隣はポテトのグラタン風焼物があり
焼鮭、ハムが並ぶがこのハムは成形した安価な成形品のプレスハムではなくロースブロック肉を使った贅沢なもの。
ハムより一段高い台上には鶏の唐揚げ、ウインナソーセージなどが配置されケチャップの小分けパックも用意されている。
唐揚げの裏側は種々の食材を巻き込んだテリーヌ仕立ての練り物2種が並んでいる。右側の皿は練り物をパン生地に包んで食パン風に焼き上げた手の込んだ品である。
料理が並ぶテーブルに沿って奥まで進むとご飯類のコーナーで白米ご飯のジャーには山型産ブランド米のつや姫と表示されている。
左に進むとカレーと味噌汁の保温容器が並んでいる。朝カレーは最近あちこちの宿で見掛けるが流行りなのだろうか。個人的には朝から刺激の強いカレーではその他の料理の多彩な風味を台無しにしそうで二の足を踏んでしまう。
味噌汁は別置きのなめこと刻み葱を後から加える方式でなめこ茸は山形の山間地で盛んに生産される地場産品である。
更に左は二つの鉄鍋に山形名物の2品が並ぶ。左は醤油で煮込んだ玉こんにゃくで辛子の刺激も用意されている。
右の芋煮鍋は里芋、牛肉、葱を醤油味で煮る純正の山形県仕様で供される。
飲料類は入口に近位置の厨房に設置されているカウンター周りに用意されている。
コンビニなどでも見掛けるエスプレッソマシンの存在に目を引かれるが
ドリップマシンで淹れた普通のコーヒーもあり牛乳、オレンジとりんごのジュース2種に水と
ほうじ茶の用意もある。
多種の中から取り分け料理は先ず六分割皿の左奥から蕪の酢漬け、茄子炒め、オクラの和え物に卵焼、焼鮭、たらこ。右奥は納豆と海苔の手前に生野菜である。
春雨サラダの小鉢とハムや唐揚げ、ウインナ、テリーヌ風の練り物を載せた皿はトレーに収まらず別場面で撮影することになった。
しらすを載せた大根おろしも追加してご飯を戴いた。その後芋煮汁を味見しコップ一杯の牛乳を飲み朝食を締め括った。
【チェックアウト】
朝食後はチェックアウト迄の時間に温泉棟に赴き露天浴槽に体を預けて白濁温泉に名残を惜しんだ。
チェックアウトでは先に紹介したプランの2食付宿泊料
@13,380×2名=¥26,760に
GoToクーポン35%(¥9,366)の割引適用で
¥17,394となった。
これに入湯税@150×2名=¥300と
夕食の300ml冷酒料¥1,230を加えて会計を終えた。
次に向かうのは言うまでもなく宿泊プランで提供された乗車引換券を活用する蔵王ロープウェイの観光である
Part.8は蔵王ロープウェイの観光
(00:00)
2020年06月05日
【朝食会場】
バイキング方式の朝食は6:30~8:45の設定で8:30迄の入場が促されており昨夜と同じ1Fの宴会場で供されるが会場内はテーブル配置が変更されて多数の料理が並べられている。
【バイキングの料理】
会場入口からの視界にはトレーと取り皿に箸やお手拭きの提供コーナーが配置されている。先ずはここでトレーに箸や皿等を載せて料理が並ぶテーブルに向かう。
入口脇のテーブルにはフルーツや杏仁豆腐等のデザートがあり
その隣は食パンやロールパン、クロワッサンにバターやジャム類が並ぶパンのコーナーでパンを加熱する2台のオーブン型トースターが用意されている。
会場中央のテーブルは海鮮丼の材料を揃えたコーナーで左端の奥に塩辛があり手前は小皿に分けたいくらが並ぶ。撮影時には残り二皿であったが随時補給されているので不足は感じない。
右に移るとマグロのぶつ切りとイカ刺しを載せた皿があり簡単自分で作る!海鮮丼の作り方と題する説明書きが添付されている。①丼にご飯を盛り付け②お好みの具材を乗せて完成と簡潔な指示がある。画面では見辛いがこの説明書にはイラスト付きのスタッフおすすめとして「迷ったら…全部乗せ!」と大胆な提案が記されている。
その右隣は明太子、かにかま、とろろに蒸し海老が控え甘酢生姜と桜でんぶ、刻み海苔の脇役も用意されている。
海鮮丼コーナーの背面に廻ると小鉢に分けた納豆と
目玉焼きに
温泉卵も加わっている。温泉宿での温玉は風情を感じる有難い存在だが冷静に考えるとここの源泉は冷泉で40数℃迄加温しても温玉に加工できる70℃程度には遥かに及ばないので厨房で加工したものであろう。
温玉の隣はひじきの煮物、揚げナスの料理に
くきわかめの醤油漬け、梅干し、漬物に味付け海苔の和食材が配置されている。
もう一つ中央のテーブルには生野菜やミニトマト、シーチキンのサラダコーナーでここにもわかめが登場している。
右隣りはスライスハム、ウインナーと野菜炒め、鶏の唐揚げの定番品に
さんまのみりん干しとぶり大根の魚料理に
肉じゃが、いかと里芋の甘煮が並び根菜類の蒸し野菜も加わっている。
会場奥の窓側には暖かい料理とご飯類が配置されている。先ずは土鍋で暖められた湯豆腐でたれや薬味類が用意されている。隣は湯煎で待機しているコーンクリームスープ。
次の味噌汁は期待通り具材がわかめで取り分けるお椀には予め刻み葱の薬味が用意されている。
出ました朝カレー。鉄鍋をIHコンロで保温されるビーフカレーの説明書きには既に見た温野菜を載せる野菜カレーや揚物で満腹カレー、目玉焼や温泉卵カレー等々オリジナルカレーを薦めている。
会場内に天ぷらやフライの類は見当たらなかったので満腹カレーの揚物は疑問を感じたが鶏唐揚げがあったことを思い出して納得した。ここまで多くの料理を見てきたが揚物の範疇にあるのは鶏唐のみである。ウインナーと野菜の炒め物は油で炒める調理法がやや近い存在と思われるがこの宿では魚脂以外に動植物油を使う料理は間違いなく少数派である。
因みに前夜の夕食の料理を振り返っても動植物油は帆立のバター焼きと天婦羅盛合せに限定されている。
カレーの鉄鍋の先はお茶漬けコーナーでポットで保温される出汁に茶漬けの具材として梅、鮭、昆、野沢菜に練りわさび、揚げ玉、刻み海苔が控えている。次のコーナーで茶碗に取り分けたご飯にこれらの具材を載せてだし汁を掛ければ茶漬けが完成する。
ご飯の保温ジャーは象印とタイガーの競合品が仲良く並んでおり手前は白米のご飯が奥は三部突きの玄米ご飯が用意されている。
窓側に並ぶ白いクロスの別テーブルは実演コーナーとなっており焼だし巻き卵が供されている。写真撮影時には偶々外していたが随時料理人が卵を巻く技を披露してくれる。
実演コーナーの右側は飲料類を提供するテーブルで煎茶、ほうじ茶、紅茶に
コーヒーと
りんごジュース、オレンジジュース、トマトジュースに小岩井牛乳が提供されている。
【朝食】
朝食バイキングに並んだ多彩な料理から選択したのは
日常普段から欠かさない生野菜に温玉を添え小分けの取り皿は揚げナスに出汁巻き卵、いかと里芋煮、目玉焼き、鶏唐揚げなど。毎度の事だが玉子料理が多く嗜好の偏りを感じる。
別皿に採ったマグロと蒸し海老にイカといくらで海鮮丼に
仕立て海の幸の朝食を味わった。
Paet.9はチェックアウト迄と碁石海岸の景観
(00:00)
2020年02月28日
【朝食】
翌朝の食事は7:00~9:00の時間帯で昨夜とは異なりフロントロビーに接するコンベンションホール青麻でバイキング方式で供される。最終入場は終了30分前の8:30とされ各自が先に紹介した朝食券を持参して入場することになる。
開始時間から40分程後に1Fに降りるとフロントロビーの部分も朝食会場の一部で機能しているのに少々驚いた。
そういえば昨夜浴場からの帰り道で撮影した夜間のロビーにはチェックイン時には無かった白布を掛けたテーブルが幾つも配置されておりぼんぼり風の照明を配したソファーはテーブル状の板で塞がれて着席不能となっていた。
このテーブルやソファーを塞ぐ天板が朝になると食器や料理の陳列台の機能を発揮している。
【バイキング料理】
トレーを積み上げた処が受付らしいが無人で朝食券受けが置かれていたのでこの箱に券を投入しトレーに箸やお絞り、大小の皿を載せて料理台の陳列に向かう。
取っ付きは生野菜のコーナーでミニトマトや輪切りの生胡瓜もあり
その先にはスライス玉葱やブロッコリー、コーン、ヤングコーン等が控え
フレンチ、黒コショウ、中華のドレッシング3種も用意されている。
次の台はミニサイズの笹蒲鉾にキムチ、お浸しのしらす和え、岩のり
漬物、厚焼き玉子、明太子が並ぶ。後列のガラス容器は梅干に岩のりやなめ味噌等所謂ご飯のお伴で売店で販売中とのメッセージカードの添付が怠りない。
次は保温料理のコーナーで肉じゃが、
豚肉の生姜焼きに
四川風麻婆豆腐や
点心蒸篭(焼売)の中華の品が並び
続いてカセットコンロで保温された2種の鍋は山形風の玉こんにゃく煮と牛すじ湯豆腐の煮込み料理である。
ロビーの外回りから内部に入るとソファーを塞いだテーブルの一つはパン食愛好者の為のクロワッサンとスプレッドが配置され
他のテーブルには肉団子と
酢豚の中華の皿に
3種の焼魚が控えている。角皿に載る魚は左からメバルの西京焼き、鮭の塩焼き、鯖の幽庵焼きと案内されている。朝食の品揃えには不可欠な焼魚だが異なる魚種が3種も並ぶのは余りお目にかからない光景である。
別のテーブルは朝食定番の納豆と焼海苔に温泉卵のコーナーで画面では見辛いが奥には生玉子も用意されている。温泉玉子と生玉子の両者の同時提供はありそうだが実例は稀で温泉場では大概温玉のみである。生玉の提供は玉子かけご飯(TKG)の愛好者に対応した措置かと思う。
更にヨーグルトやフルーツポンチにグラノーラ、コーンフレークを揃えたデザートコーナーと
牛乳にアップルとオレンジのジュースを供する飲料のコーナーが配置されている。
ロビーから食事会場のコンベンションホールに入る通路の両脇にも料理台が並び
うどんや
ご飯に
味噌汁と
お粥も加わったご飯類のコーナーで
カレーとハヤシのルーも控えておりあらゆる要望に対処する姿勢を窺うことができる。
通路の両脇でご飯や味噌汁等を取り揃えて入ったホール内にも
お浸しや焼き茄子、秋刀魚の醤油煮に
山形風の芋煮鍋、
薩摩芋の蒸篭蒸しを配した料理台が並び
お茶や
水が配置されている。
中華と地域の特徴を採り込んだ和食主体の多彩な料理が供されるバイキングは好ましいがロビー空間を臨時に利用する料理配置が解り辛く焼海苔や温玉、牛乳やデザートを求めて右往左往してしまった。
分かり易い位置に料理配置の大まかな案内掲示があれば混乱解消の一助になるのではないだろうか。
Part.8は朝食からチェックアウト迄
(00:00)